「Bパターン」MY初日(2クール目)観てきました。
宝塚大劇場のキャリエール(グレー髪で背の高いスタッフの方。「支配人」っぽいので勝手にそう思っているだけ)は、昨日に引き続き、お見かけしない・・・
でも、舞台の「彩風さんキャリエール」は健在で、今日も涙を誘う名演技でした。
『蘭陵王』で帰省したとき「Bパターン」初日と2日目を観たので、今日は3回目。
「彩凪さんアラン・ショレ」、前回観た時は、「朝美さん」程、「ちょい悪」の強い個性やクセを感じなかったです。
「カルロッタ」に言いなりなだけの小者で、案外普通の人かも!?の印象でした。
今日の舞台を観て、ほぼ印象は変わらなかったので、感想を書く事にしました。
つい、役替わり初日は、Wキャストに目が入ってしまいます。。
あくまで個人的な感想なのでご容赦ください。
「彩凪さんアラン・ショレ」は、「カルロッタ」や「ヴァレリウス」のツッコミ的アドリブが入り、より「カルロッタ」の尻に敷かれている印象が強くなっていました。
端的に表すと、
・「カルロッタ」の尻に敷かれて弱い夫 (☆_@;)☆ \(`-´メ)
・「おとぼけ」的3枚目(お茶目)
・「野心・欲」が薄くてあまり感じられない ⇒「悪役度」低い
・「役」のインパクト(存在感)が薄い ⇒「脇役度」高い⤴⤴⤴
初日のせいか、役替わりで周囲も演技が変わったせいか、アドリブが少し多く、「笑い」も多めに感じました。
そして「カルロッタ」パワーアップ (*`д´)b
「舞咲さんカルロッタ」のパワフルさには、もう尊敬と脱帽のみです w( ̄Д ̄;)w
「カルロッタ」に背後からいきなり、ドンと背中を叩かれ「わっ」とビビったり、「ヴァレリウス」にまで、ツッコまれている辺り、立場が弱そうで、軽く扱われ気味。
(笑える)
「夫婦」の「悪役っぽさ」は、
朝美さん「カルロッタ≧アラン・ショレ」
彩凪さん「カルロッタ>アラン・ショレ」
お二人の「アラン・ショレ」は、かなり違う人物に見えます。
新支配人として、「キャリエール」に対して、大きな態度を取ったり、金儲けしたそうな「ちょい悪」な人物ではあるものの、あまり深く考えてなさそう。
「おとぼけキャラ」の面が印象的で、「野心・欲」をあまり強く感じさせない、憎めない人物。
「3枚目」でした。
「カルロッタ」の「ツッコミ」が強く、パワフルになるので、「カルロッタ」の「悪役度」をより引き立たせている印象(カルロッタ比)。
「彩凪さん」が薄い分を「舞咲さんカルロッタ」が補ってる感じ。
⇒「夫婦」がつるんで「悪役」っぽく見えた「朝美さんアラン・ショレ」と違う。
「彩凪さん」と周囲のアドリブは、地味に面白いです(お茶目)。
ただ、存在感は「やや薄め」です。
群集場面で登場することが多い「アラン・ショレ」。
注目して観ていると、細かい演技で面白いですが、キャラが薄めなので、目立たない。
ビストロで、「クリスティーヌ」の見事な歌唱を初めて聴いた時も、素直に聞き惚れて拍手してました。
(悪い人にあまり見えない)
「野心・欲」をアピールできる場面での演技が、あまりインパクトがなく、あっさりしていて、割と「真面目」なので、印象が薄く、アピール度が低い。
ただ、その演技と人物像なので、「カルロッタ」が行方不明になった時など、深刻な場面での「真面目さ」に違和感がないです。
「アラン・ショレ」役は、演技次第で「人物像」がかなり変わり、舞台での印象も変わるなぁと、実感しました。
「朝美さんアラン・ショレ」
⇒「アラン・ショレ」自身にも「野心・欲」がある「ちょい悪」で舞台での存在感
が大きめ。「野心家でちょい悪感のアピール度の高さ」で「笑い」を誘う印象。
「彩凪さんアラン・ショレ」
⇒ 「カルロッタ」の尻に敷かれて弱く、あまり深く考えてなさそうな「ちょい悪」で
アピール度が低く、存在感薄め。「おとぼけ」な側面で「笑い」を誘う印象。
舞台での存在感の大きさが違うものの、「違う人物像」の結果、そう見えました。
ただ、「朝美さん」は持ち味(押し出しの強さや眼力:魅力的な面)を活かしていると思いました。
「彩凪さん」の持ち味は、「好き」な割に、パッと浮かばない ?(゚_。)?(。_゚)?
「役」は、どれも馴染んでいて「こんな役が似合う!!」があまりない方です。
(上手い?)
「朝美さん」程、「シャープ」な印象はないので、その印象が出ているのかも!?
お二人共、作品に馴染んでいるので、自分の好みについては、MY千秋楽まで考えます。(もうすぐですが・・)
さいたまんぬ